平成27年度の年間テーマ「健康長寿をめざして」を掲げ、毎月豊栄地区公民館で開催しています、とよさか中高年教養大学「健康長寿学」の第8回目が、昨年の12月24日(木)に開催されました。
今回のテーマは「“健幸都市にいがた”の実現を目指して ~加齢・障害による自動車運転の影響とその対策について~」と題し、新潟医療福祉大学 作業療法学科の外川拓先生に講座を行っていただきました。
作業療法士の仕事の紹介やリハビリテーションについての解説の後、①運転に必要な能力、②加齢・障害による自動車運転への影響、③自動車運転に関する日本の現状と法律、④対策について、講義をしていただきました。また、動画を用いた解説や簡単なテストの実施と解説、運転に支障のある方への機器の紹介などもされ、参加者の皆様は熱心に聴講されていました。
特に、高齢の方は反応速度の低下があること、自分の運転能力を過信しないことについてアドバイスされた際には、多くの参加者の方が頷きながら聞かれていました。また、運転免許の更新や返納については、ノートをとりながら聞かれる方も見られ、参加屋の皆さんにとってはとても有意義な講座となったようです。
次回、第9回健康長寿学は、1月28日(木)に「食べる能力は老化でどう変わるか ~摂食嚥下障害の基礎知識と高齢者肺炎~」をテーマに開催を予定しています。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
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