9月1日(金)に「NSGグループ病院新人看護師研修」が本学にて行われました。
研修会には新潟リハビリテーション病院7名、新発田リハビリテーション病院4名、中条中央病院2名、新潟脳外科病院2名の計15名の新人看護師が参加しました。
研修会の前半では、新潟市民病院 救急科医師3名を講師にお迎えし、心肺蘇生法とAED使用方法について、講義と実技トレーニングを行いました。心肺蘇生法では、効果的な胸骨圧迫を実施するためには、圧迫の位置や強さが重要であることを実感する機会となりました。また、他のスタッフと連携し、速やかな行動をとることの重要性を学びました。
後半は本学看護学科のメディカルシミュレーション教育センターにて、高性能シミュレータを用いたシミュレーション研修を行いました。
シミュレーションでは、脳梗塞の事例を用いて、患者の「なんだか右側が動きにくい」という訴えから、症状の観察と対応方法を実践。徐々に患者の容態が悪くなり、参加者の緊張が高まっていくことが伝わってきました。
シミュレーション後は、うまくできたこと、難しかったこと、どんな観察や対応が必要であったかについて、全員で振り返りを行い、研修は終了となりました。
参加した看護師からのコメント
・普段はリハビリ分野に携わっているため急性期の患者さんの対応をする機会は少ないです。そのため研修での容態の急変した患者の対応はとても緊張しました。
・他のグループ病院の同期と研修をする機会は初めてだったので、たくさんの同期とコミュニケーションがとれて、貴重な交流の場になりました。また、情報交換や知識の確認もできて、刺激になり自分も頑張らなくてはいけないという気持ちになりました。