リハビリテーション学部
Department of Prosthetics & Orthotics and Assistive Technology 義肢装具自立支援学科
リハビリテーション学部/義肢装具自立支援学科
Faculty of Rehabilitation/Department of Prosthetics & Orthotics and Assistive Technology
東江 由起夫 Yukio Agarie
教授
担当科目 | 義肢装具自立支援概論、下腿義足学・下腿義足学実習、大腿義足学・大腿義足学実習 |
---|---|
専門分野 | 義肢学、装具学、臨床教育 |
キーワード | 義肢装具、義足、3D技術 |
学位・称号/取得機関/取得年 | 修士(保健医療学)/国際医療福祉大学/2003年 |
資格 | 1988 義肢装具士 |
過去の経歴 | 1985年 国立障害者リハビリテーションセンター学院義肢装具学科卒業 1985年 国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所補装具製作部 1990年 国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所補装具製作部 主任義肢装具士 2000年 オットー・ボック・ジャパン(株)テクニカルフォーラム推進室長 2001年 早稲田医療技術専門学校学科長 2007年 新潟医療福祉大学リハビリテーション学部義肢装具自立支援学科 教授 を経て現職 |
所属団体・学会等 | 日本義肢装具士協会 日本義肢装具学会 国際義肢装具学会(ISPO) 日本リハビリテーション工学協会 臨床歩行分析研究会 新潟医療福祉学会 新潟県難病支援ネットワーク |
研究領域 | ①大腿義足ソケット適合に関する研究領域 ②義足のアライメントに関する研究領域 ③3D技術を導入した義肢装具製作と臨床実用化研究領域 |
---|---|
研究紹介 | 専門とする大腿義足において、生体(切断した断端)と義足を繋ぎ、そのインターフェースを司るソケットの適合に関する研究を3軸力覚センサ等を用いて行っています。また最近では、3D スキャナや3Dプリンタ等の3D技術を用いて脳卒中片麻痺者が歩行再獲得のために装着使用する短下肢装具を3Dプリンタで製作し実用化に向けた研究を進めています。 |
著書 | 1. 東江由起夫: 坐骨収納型ソケットの適合とアライメントの設定方法.理学療法Mook7;義肢装具. 三輪書店, 2000. 91-98, 2. 東江由起夫他: 最新義肢装具ハンドブック; 全日本病院出版会: 2007 168-184, 3. 東江由起夫他: 介護福祉経営士テキスト基礎Ⅰ 高齢者介護と介護の技術の進歩; 日本医療企画: 2012 61-90, |
研究論文(和文) | 1. 東江由起夫他: 坐骨収納型ソケットの適合評価;X線及び筋電による分析. 日本義肢装具学会誌9(.2): 1993. 222-227, 2. 東江由起夫他: 当センターで製作している両上腕能動義手ハーネスの問題点と改善.. 国立身体障害者リハビリテーションセンター研究紀要 15: 1994. 95-99. 3. 東江由起夫: 大腿義足下腿部の歩行速度に対する振り出し特性. 国際医療福祉大学大学院修士学位論文, 2003. |
総説・解説 | 1. 2022 東江由起夫ほか 義肢装具製作の進化 CRINICAL REHABILITATION Vol.31, No.7,p718-724 2. 2022 東江由起夫ほか 義肢装具における3D Printer の現状と可能性 教育・研究・事例紹介 POアカデミージャーナル Vol.29, No.4,p260-266 |
科学研究費 | 1. 2022ー2024年度 3,200,000 基盤研究(C) 3D・3Dプリンタを導入した脳卒中片麻痺者の短下肢装具の実用化研究 2. 2019ー2022 基盤研究(C) 義足のアライメントとソケット圧力における適合評価の最適化 3. 2021ー2023 基盤研究(C) 下腿義足ソケットの快適性向上を目指した3D-CAD によるソケット設計手法の確立 |
共同研究・受託研究 等 | 1. 厚生労働省 「大腿義足膝継手の応用幅に関する研究」 2. 厚生労働省 「義肢装具用最先端材料の研究・調査」 |
学会等研究発表 | 1. 9年度厚生科学研究費補助金(厚生科学特別研究事業) 2. 平成16年度池谷科学技術振興財団研究費 |
学会・職能団体の委員 | 1. 1991~2008年 日本義肢装具士協会理事 2. 1991~1998年 日本義肢装具士協会編集委員 3. 1996~2000年 日本義肢装具学会編集委員 4. 1996~1999年 日本義肢協会・日本義肢装具士協会合同委員会「仮義肢に関する検討委員会」委員 5. 1998~2003年 日本義肢装具士協会編集委員長 6. 2003~2006年 日本義肢装具士協会編集顧問 7. 2003~2006年 さいたま市更生相談センター技術支援担当 8. 2005年 第12回日本義肢装具協会学術大会大会長 9. 2008年 補装具・日常生活用具ガイドブック作成作業部会委員 10. 2008年 東京都心身障害者福祉センター 技術員(非常勤) 11. 2008年 第23回リハ工学カンファレンス 副実行委員長 12. 2009年 イラン戦傷者財団(BONYADE SHAHID VA OMORE EISARGARAN : Orthotics & Prosthics Center Method Company)への義肢製作適合技術支援 13. 2009年~現在 新潟県職業能力開発協会 技能検定 義肢・装具製作実技試験監督 14. 2013年~現在 日本義肢装具学会飯田賞選考委員会委員 15. 2014年 イラン傷痍軍人の義足製作支援 |
公的機関(官公庁等)の審議会・委員会等の委員 | 1. 2016ー2023年度 義肢装具士試験委員会(厚生労働省主管 テクノエイド協会運営管理) 委員 |
学内委員会活動 | 1. 1985~1996年 国立身体障害者リハビリテーションセンター学院(内部講師) 1991~1994年 JICA ODAプロジェクト 中国(北京市)リハビリテーションセンター義肢装具部門技術援助派遣専門家 1991、1994年 熊本総合医療福祉学院義肢装具学科(非常勤講師) 1993年 早稲田医療技術専門学校義肢装具学科(非常勤講師) 1998~2006年 茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科(非常勤講師) 2000年 茅ヶ崎リハビリテーション専門学校作業療法学科(非常勤講師) 2001~2002年 社会医学技術学院理学療法学科(非常勤講師) 2003~2006年 臨床福祉専門学校理学療法学科(非常勤講師) 2010~現在 千葉県保健医療大学リハビリテーション学科理学療法学専攻(非常勤講師) 2. 1) 初山泰弘,高木美子,星野薫,中禮光明,西川幸利,東江由起夫,他2名:切断者の社会復帰上の問題点についての調査研究報告書.労働省災害科学研究:1988. 2) 奧英久,竹間哲夫,中島咲哉,松田美穂,北山一郎,古川宏,田村徹,東江由起夫:上肢切断者と就労状況に関する調査・研究報告書.労働省・日本障害者雇用促進協会:1994. 3)奧英久,竹間哲夫,中島咲哉,松田美穂,北山一郎,古川宏,田村徹,東江由起夫:上肢切断者と就労状況に関する調査・研究報告書II.労働省・日本障害者雇用促進協会:1995. 4) 数藤康雄,相川孝訓,東江由起夫,他6名:福祉機器の規格化・標準化に関する研究報告書;臨床評価基準の作成.(財)テクノエイド協会:1995. 5) 奧英久,竹間哲夫,中島咲哉,松田美穂,北山一郎,古川宏,田村徹,東江由起夫:上肢切断者と就労状況に関する調査・研究報告書III.労働省・日本障害者雇用促進協会:1996. 6) 数藤康雄,相川孝訓,東江由起夫,他6名:福祉機器の規格化・標準化に関する研究報告書;臨床評価基準の作成.(財)テクノエイド協会:1996. 7) 奧英久,竹間哲夫,中島咲哉,松田美穂,北山一郎,古川宏,田村徹,東江由起夫:上肢切断者と就労状況に関する調査・研究報告書IV.労働省・日本障害者雇用促進協会:1997. 8) 初山泰弘,岡本晋,高橋功次,田村徹,東江起夫,他2名:義手活用による上肢切断者のリフレッシュ効果について.(財)勤労者リフレッシュ財団:1997. 9) 飛松好子,別当有光,関矢貴秋,相川孝訓,東江由起夫,小池雅俊,他2名:下腿切断者に対する競技用スキー義足の研究開発.(財)日本身体障害者スポーツ協会.1998. 10) 飛松好子,別当有光,関矢貴秋,相川孝訓,東江由起夫,小池雅俊,他2名:下腿切断者に対する競技用スキー義足の研究開発.(財)日本身体障害者スポーツ協会.1999. 11) 木村哲彦,東江由起夫,大塚博,山本澄子,田中繁,坂本京子:義肢装具士および福祉関連専門職あり方,およびその養成に関わる大学・大学院・関連施設のあり方に関する調査研究報告書.(財)テクノエイド協会:2005. 3. 1) 東江由起夫,須田裕紀,大塚博,山本紳一郎.膝継手の違いによる立脚期割合への影響-Yielding機構を有する膝継手の効果-.第17回日本義肢装具士協会学術大会(東京),2010.7.17-18. 2) 東江由起夫,前田雄,藤枝温子,須田裕紀,真柄彰,飯塚尚.熱可塑性プラスチックを使用した足裏直接採型法インソール.第7回日本整形靴技術協会学術大会(宮城),2011.2.18-19. 3) 東江由起夫,須田裕紀,山本紳一郎,藤並進一郎,前田雄,飯塚尚,大塚博:大腿義足ソケット内の3軸方向の力の作用―第1報 荷重時の力の作用.第18回日本義肢装具士協会学術大会講演集:94-95, 2011. 4) 東江由起夫,須田裕紀,山本紳一郎,藤並進一郎,前田雄,飯塚尚,大塚博:大腿義足ソケット内の3軸方向の力の作用―第2報 断端筋収縮時の力の作用.第18回日本義肢装具士協会学術大会講演集:96-97, 2011. 5) 東江由起夫,大沼雅之,須田裕紀,杉本貴亜,田山文子,山本紳一郎,花房昭彦,大塚博.ソケット非装着時・装着時の断面積(体積)から分析したUCLA式IRCソケットの陽性モデル修正の問題点.第20回日本義肢装具士協会学術大会講演集2013:182-183. 6) 東江由起夫,須田裕紀,大沼雅之,秋塲周,杉本貴亜,山本紳一郎.3軸力覚センサを用いた大腿義足ソケット内の断端の動きの分析.日本義肢装具学会誌2013;29(特別号):203. 7) Agarie Y, Suda H, Otsuka H et. Analysis of three-axes force effected by ischial –ramal containment (IRC) socket sinner surface-during weight bearing and non-weight bearing. Asian Prosthetic and Orthotic Scientific Meeting(Taipei,Taiwan), 2014. 8) Agarie Y,Suda H,Otsuka H,Tayama F,Akihiko H,Shinichiro Y.Assumption of optimal compression value fou the UCLA IRC tras-femoral socket in a Japanese amputee who has average residual limb length and average soft tissue consistency.ISPO World Congress (France),2015.6.22- 6.25. 9) 東江由起夫,江原義弘,真柄 彰,阿部 薫,笹本嘉朝,須田裕紀,前田 雄,大沼雅之,髙橋素彦.ISPO カテゴリーⅠ取得に向けた取り組み-第1報-.第15回新潟医療福祉学会学術集会.2015.10.31. 10) 東江由起夫,前田 雄、蔡 昀真、須田裕紀、髙橋素彦 、佐藤未希.支柱付き下腿義足の膝継手角度設定不良による歩行への影響.第23回日本義肢装具士協会学術大会講演集2016:200-201. 11) 東江由起夫,蔡 昀真、前田 雄、須田裕紀.支柱付きPTS下腿義足の懸垂機能に関わる要因-第1報-.第32回日本義肢装具学会学術大会講演集2016:1-4-23. 4. 1) 東江由起夫,須田裕紀,飯塚 尚:義足における歩行評価-義足歩行に影響を及ぼすアライメントの分析と評価方法-.日本義肢装具学会誌,38(4):238-247,2012 2) 東江由起夫,須田裕紀,大沼雅之,前田雄.下肢切断者の身体評価と義足の適合 下腿義足ソケットの適合と評価.日本義肢装具学会誌2013;29(3):152-157. 3) 東江由起夫,須田裕紀,高橋素彦,大沼雅之,前田雄.日本義肢装具学会誌30巻記念企画 動画で学ぶ義足・義手「大腿義足」.日本義肢装具学会誌.2014;30(4):188-193. 4) 東江由起夫,須田裕紀:義肢装具教育と福祉用具教育.POアカデミージャーナル.2014;24(3):189-193. 5. 日本義肢装具士協会東日本支部主催研修セミナー 「UCLA式坐骨収納型ソケット 実技セミナー」講師 平成20年~現在 6. 1) 学長裁量研究費(指定)「アジア地域を対象とした義肢装具自立支援研修トレーニングシステムに関する調査研究」 平成24年~現在 2) 学長裁量研究費(公募)「国際義肢装具協会(International Society for Prosthetics & Orthotics: 以下,ISPOと称す) Schools Category Ⅰ認定の取得に関する調査研究」 平成25年~現在 |