最初に新潟医療福祉大学へ
進学した理由をお聞かせください
- 私の場合は、母が看護師だったこともあり、医療系の職種に就きたいと考えていたところ、それならば診療放射線技師という職種があるよと母に勧めてもらったのがきっかけでした。
- 私の母も看護師だったんですよ。私の場合は高校時代、野球部で腰椎分離症に悩まされていたのですが、理学療法士さんにリハビリをされてから回復し最後まで野球を続けることができたのが大きなきっかけでした。進路を母に相談したら、これからはリハビリが大切な時代だからと背中を押されました。
新潟医療福祉大学も20年の間に
大きく変わりました
- 私の時には校舎は数えるほどだったのが、現在ではたくさんの校舎があって、迷子になってしまうのではないかと思ったほどです。
- そうなんですね。今では6学部13学科がありますから、キャンパス内には多くの校舎がありますし、学生の数も開学当時に比べたらかなり多くなっています。
- 私の時代、1期生は320人ぐらいだったと思います。現在は全学年で4,500人程と聞いて大きくなったんだなと驚いていました。
学ぶ環境としてはいかがですか
- 私がこの大学を選んだ理由の一つに様々な最新機器が揃っているということがありました。学科それぞれに最新鋭の医療機器が備わっていて、ここなら時代の先端の医療を学ぶことができそうだなと感じていました。
- 勉強する環境が充実していますよね。学部や学科の増設に伴い施設も充実しているので、病院施設が丸ごとあるという印象すら受けます。
将来について先輩に聞いてみたいことはありますか
- 実は、私が在籍する診療放射線学科は、今年でようやく全学年が揃う新しい学科なのですが、資格取得や就職に関しては未知数なことが多いので、どう対処すればいいのでしょうか。
- その気持ちはよく分かります。私の場合は先輩が一人もいなくて、全部自分たちで試行錯誤していました。試験対策から、部活動やイベント、学生生活に関わることすべてがそうでした。でもそんな苦労を楽しんだおかげで、成長できたと思います。ですので、まずは、大学で学ぶことは基本として徹底的に覚えること。資格取得に関しては、過去問題集を解くだけでなく、解説を読んで深く理解することが大切だと思います。
- チーム医療についても聞きたいことがあります。大学でも学んでいますが、実際の現場で必要とされる能力とはどんなものですか。
- やはり現場では一つひとつ状況が異なるということが前提としてあります。時には失敗することもあるでしょう。そんな時こそ、失敗から学ぶことを忘れてはいけません。そして、一つひとつ経験を積み重ねていくこと。そのためには、常に強い気持ちと、チームの仲間や患者さんと話ができるコミュニケーション能力が大切だと感じています。
これからの新潟医療福祉大学の可能性に
ついてはどのように感じますか
- 様々な分野を目指している学生がたくさんいるので、同じ講義を受けても、違った考えを持つ学生がいることに刺激を受けながら、自分自身も成長していけると思います。
- そうですね、私の在学当時に比べると学生・学科の数が多いですから、もっと楽しめるはずです。色々な人と関わりを持つことは人間性を豊かにしてくれますし、チーム医療には欠かせないコミュニケーション力を育むこともできます。
- 先生たちとの関係性もとても大きく役立っています。分からないことも丁寧に分かりやすく指導してくださるので、向上心を持って勉強できます。
- 大学のコンセプトでもある「チーム医療」で活躍できる「QOLサポーターの育成」には、コミュニケーション能力や積極的な取り組みが欠かせません。これからも時代の先端をリードする質の高い新潟医療福祉大学にOBとして期待しています。