子どもを取り巻く不登校やいじめなどが社会問題となっています。スクールソーシャルワーカーは、学校現場でこのような問題に対応するために、児童・生徒が置かれた家庭環境等への働きかけや関係機関とのネットワーク構築などの業務を行う専門職です。

政府は全国に約１万ある公立中学校区すべてにスクールソーシャルワーカーを配置することを方針として進めており、スクールソーシャルワーカーには、社会福祉士（国）や精神保健福祉士（国）を選任配置することを前提としています。児童相談所の連携や教員の支援を行うなど、そのニーズはますます高まっています。